2016年魅力度ランキング 魅力度前年度比上昇ランキング1位のおんせん県おおいた

ブランド総合研究所という会社が2006年から始めた都道府県別、市町村別の魅力度ランキングがあり、2016年で11回目となります。

10月に調査の結果が発表されたのでその資料を元に少し違った視点でランキングを作ってみました。

地域ブランド調査2016 調査概要と特長

まず、どんな方法で調査しているのか気になったのでブランド総合研究所のHPから引用させて頂きます。

「地域ブランド調査2016」は、ブランド総合研究所が年1回実施している調査で、2006年にスタートし、今回が第11回目。
調査対象は全790市(2015年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取り組みに熱心な187の町村を加えた計1000の市区町村、そして47都道府県で、今回で町村区を対象に加えて10年目となりました。
調査項目は、各地域に対して魅力度など全77項目の設問(具体的な調査項目については、後述の調査概要を参照) に関して実施。地域のブランド力を、消費者が各地域に抱く「魅力」で数値化しました。また、「魅力」の要因を観光、居住、産品など他の項目結果から分析できるように設計しています。
また、出身都道府県に対する、愛着度、自慢度など全26項目についても調査を実施しました。

有効回収数:  30,372人(地域ごとの回答者数は平均で573人)

調査対象:   全国1000の市区町村(全790市+東京23区+187町村)と47都道府県

調査時期:   2016年6月24日~7月30日

①外から視点の評価 【計77項目、1000市区町村および47都道府県】
認知度
魅力度
情報接触度
情報接触経路(ドラマや映画、ポスターやチラシなど)【14項目】
情報接触コンテンツ(「ご当地キャラクター」など【9 項目】
地域イメージ(歴史・文化の地域、スポーツの地域など)【14項目】
地域資源評価(海・山・川・湖などの自然が豊かなど)【16項目】
居住意欲度
訪問目的(「行楽・観光のため」など)【16項目】
観光意欲度
産品購入意欲度【2015より新規設問】
食品想起率※
食品以外想起率※

②内から視点の評価【計26項目、47都道府県のみ】
愛着度
自慢度
自慢要因(「地元産の食材が豊富なこと」など)【24項目】

地域ブランド調査2016 調査概要と特長

3万人超の本格的な調査なのでその数値は正確性のあるものだと思います。
また、魅力度は様々な項目の一つに過ぎないということがわかりました。
魅力度というキーワードは誰でもわかりやすいため魅力度を大きく取り上げてPR活動としてニュースリリースしているのだと思います。
この会社の収入源の一つはこれらの詳細なデータを一覧にし、分析したものを都道府県、市町村などの関係各所への販売です。
総合報告書というものが74000円、個別報告書というものが1自治体につき46000円で販売されています。
このデータを元に各自治体は分析し、対策を練るのでしょう。

地域ブランド調査2016 結果速報~最も魅力的な市は3年連続で函館市。石川県・金沢市が上昇~

全国で最も魅力的な市区町村は函館市となりました。同市が1位になったのは3年連続4度目。2位には京都市が浮上し、前回2位だった札幌市は3位となりました。なお、今年3月に開業した北海道新幹線の新駅がある北斗市は上昇。同市は観光意欲度も大幅に上昇しています。都道府県では北海道が8年連続1位となりましたが、点数は低下し続けており、過去最低を更新しました。最下位は4年連続で茨城県となりましたが、同県の点数は上昇。認知度、情報意欲度などでも順位が上昇しています。
この1年間に起きた出来事に関連する調査結果では、4月に発生した熊本地震に関連して、熊本県は魅力度の順位が低下しましたが、熊本市や阿蘇市、南阿蘇村などで上昇しました。5月に開催された伊勢志摩サミット関連では、魅力度が伊勢市は上昇しましたが、三重県、志摩市、鳥羽市は低下するなど、明暗を分けました。また、前年に開通した北陸新幹線関連では石川県が魅力度で9位となり、初めて10位以内に入りました。

地域ブランド調査2016 結果速報~最も魅力的な市は3年連続で函館市。石川県・金沢市が上昇~より

市町村、都道府県共にトップ10まで記載します。

地域ブランド調査2016 市区町村トップ10魅力度ランキング

1位 函館市
2位 京都市
3位 札幌市
4位 小樽市
5位 横浜市
6位 富良野市
7位 鎌倉市
8位 金沢市
9位 神戸市
10位 別府市

[aside type=”normal”]トップ10以降の順位は下記のリンクからPDF版、Excel版のデータを見てください。

地域ブランド調査2016 上位100市区町村魅力度ランキング[/aside]

地域ブランド調査2016 都道府県トップ10魅力度ランキング

1位 北海道
2位 京都府
3位 東京都
4位 沖縄県
5位 神奈川県
6位 奈良県
7位 大阪府
8位 長野県
9位 石川県
10位 福岡県

[aside type=”normal”]トップ10以降の順位は下記のリンクからPDF版、Excel版のデータを見てください。

地域ブランド調査2016 都道府県魅力度ランキング[/aside]

ここからが資料をもとに私が勝手に作ったランキングです。

2016年 魅力のある市区町村が多い都道府県ランキングトップ5

魅力のある市町村トップ100の中でどの都道府県が多いのか調べてランキングにしてみました。
順位の()内は市区町村の数です。
市の()内は順位です。

1位
(11)
北海道 函館市(1),札幌市(3),小樽市(4)
富良野市(6),登別市(23),旭川市(28)
釧路市(31),美瑛町(56),帯広市(57)
千歳市(72),石狩市(73)
2位
(9)
東京都 新宿区(13),渋谷区(24),目黒区(32)
世田谷区(35),港区(37),品川区(43)
千代田区(57),中央区(82),文京区(96)
3位
(7)
神奈川県 横浜市(5),鎌倉市(7),箱根町(20)
逗子市(39),横須賀市(51),茅ヶ崎市(75)
小田原市(82)
4位
(6)
兵庫県 神戸市(9),姫路市(27),芦屋市(47)
宝塚市(55),明石市(88),西宮市(97)
5位
(5)
沖縄県  石垣市(16),那覇市(30),宮古島市(33)
沖縄市(45),与那国町(67)
5位
(5)
長野県  軽井沢町(15),松本市(49),白馬村(76)
長野市(78),安曇野市(92)

北海道は圧倒的に多いですし上位が多いので最強ですね。さすが都道府県別でも1位!
東京都は全て区ですね。
私の勝手なイメージですが兵庫県、長野県が意外と多いですね。

2016年 都道府県魅力度ランキング前年度比下落トップ5

前年から比べて順位が激落ちしている都道府県をランキングにしてみました。
順位の()内は前年の順位→今年の順位です。

1位
(21→37)
山形県
2位
(29→42)
岐阜県
3位
(12→24)
宮崎県
3位
(23→35)
新潟県
5位
(35→46)
栃木県

山形県の16位下落も気になりますが栃木県が11位下落でブービーになってしまっているのが気になってしまいます。
4年連続最下位の茨城県との差が点数では0.1と僅差なので来年最下位になってもおかしくない状態です。
しかも茨城県は前年から1.8ポイントも上昇しているのでその勢いのまま上がっていくと最下位は確実に栃木県になってしまいます。

栃木県の日光市は市区町村11位と上位だが栃木県はブービーとその差が激しいです。
栃木県は日光市が何とか最下位を食い止めているような格好です。

2016年 都道府県魅力度ランキング前年度比上昇トップ5

前年から比べて順位が上げ上げしている都道府県をランキングにしてみました。
順位の()内は前年の順位→今年の順位です。

1位
(32→15)
大分県
2位
(41→27)
島根県
3位
(38→25)
愛媛県
3位
(30→18)
富山県
5位
(43→32)
山口県

大分県の17位上昇は凄いですね。
点数としては2.5ポイント上昇と少ないように見えますがほとんどの各都道府県がそれ以上の点数減っているからこそこれほどまでに上昇できているのです。
多くの都道府県の点数が減少している中、上昇しているのは

  1. 大分県(2.5)
  2. 島根県(2.4)
  3. 茨城県(1.8)
  4. 愛媛県(1.8)
  5. 山口県(1.5)
  6. 神奈川県(1.2)
  7. 佐賀県(1.2)
  8. 埼玉県(1.1)
  9. 富山県(1.1)
  10. 滋賀県(0.9)
  11. 石川県(0.7)
  12. 静岡県(0.3)

これら12の県しかありません。()内は上昇ポイント数。
大分県は点数でも上昇ランキング1位ですね。島根県、茨城県の上昇も気になりますが大分県を少し掘り下げていきます。

魅力度前年度比上昇ランキング1位のおんせん県おおいた

香川県の「うどん県」をパクッて(公式でもパクったと公言している)から4年が経ちますが当初は各方面から叩かれましたが今は定着したように思えます。

今年発表された2016年版 住みたい田舎 ベストランキングでは「大分県豊後高田市」「大分県宇佐市」が3位になったこともあり、今おんせん県おおいたが熱い!?

熊本・大分地震で打撃を受けた観光業の復興を目的に国と県が発行した旅行クーポン「九州ふっこう割」というものがあり、その発行数は熊本県を上回り、一番となっています。
その理由を大分県がこう述べています。

大分県は利用者数が他県を上回った要因を「割引率の違いもあるが、観光関連業者と連携しながら、迅速で正確な情報発信ができたことも大きい」と分析している。

「ふっこう割」第1期実績 目標上回る利用者数 ー 大分合同新聞より

迅速で正確な情報発信

これは本当に今の時代には超大事!

大分県は情報発信に力を入れているようでシンフロという面白いCMも作ってますよね。

https://youtu.be/yYuirnlyWIY

別府市も面白いCM作ってますね。

おんせん県おおいたに行きたくなってきた!!

関連記事